節田マンカイ
概要説明
奄美市笠利町の節田集落に伝わる伝統行事で、旧正月に行われています。かつては、笠利町東海岸の複数の集落で伝承されていたといわれますが、現在では節田集落でのみ行われています。男女が向き合って一列に並んで座り、招くような手振りをしながら、唄の掛け合いを続けていきます。伴奏として奄美の三線と太鼓も加わります。最近は、見学客も増えてにぎやかになっています。奄美の島唄・唄遊びの核というべき掛け合い(唄問答)を、昔のままの形で現代に伝える貴重な文化財で、平成20年(2008)4月22日に鹿児島県指定文化財(無形民俗文化財)に指定されています。
指定状況
・鹿児島県指定無形民俗文化財