アマミハナサキガエル

アマミハナサキガエル(無尾目アカガエル科)
学名:Odorrana amamiensis

概要説明

奄美大島と徳之島に分布する奄美群島の固有種。全長6~10cmの大型のカエル。山地に生息し、森林内や渓流沿いなどで活動する。路面がぬれている日には、林道上に出てくる個体も多い。

スマートな体形をしていて、鼻の先はとがっている。体色は茶色、緑色、もしくは2色が混ざった個体もいる。夜行性で10~5月頃に繁殖期を迎える。この頃の渓流沿いからは、「ピキッピキッ」と小さな鳴き声がきこえてくる。集団で繁殖することも確認されている。

指定状況

  • 県指定天然記念物
  • 絶滅危惧Ⅱ類(環境省レッドリスト2020)
  • 奄美大島5市町村希少野生動植物種

ギャラリー

アマミハナサキガエル(茶色型)
アマミハナサキガエル(緑色型)