神屋・湯湾岳

神屋・湯湾岳
「湯湾岳展望台からの眺望」

概要説明

神屋・湯湾岳とは、奄美市住用町と宇検村に広がる森林地域を指していて、我が国に残された貴重な亜熱帯林ということで保護されている。

神屋は住用川上流の住用ダム周辺の国有林である。樹齢100年を超えるオキナワジイが優占する森に覆われていて、そこにはアマミスミレやヒメミヤマコナスビなどの希少植物が自生している。

湯湾岳は大和村と宇検村をまたがる奄美・沖縄最高峰の山で、標高は694.4mにもおよぶ。頂上付近の植生は、島内のほかの地域とは一線を画していて、雲霧林に似た自然環境が残されている。

指定状況

  • 国指定天然記念物