ルリカケス

ルリカケス(スズメ目カラス科)
学名:Garrulus lidthi

概要説明

奄美大島・加計呂麻島・請島のみに分布する奄美群島固有種。
年間を通して同じ地域で活動する留鳥。全長は38cmほど。山地から平地に生息する。

冬頃から巣材の準備を始め、春先には巣立ち直後の幼鳥が観察できる。
近年は、人の住んでいない人家の軒下だけでなく、人が生活している家にも営巣することが確認されている。

綺麗な羽は、装飾品として人気があり、乱獲されていた時代もあった。
かつては、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に選定されていたが、2008年には個体数の回復が確認されたことから、解除されている。

指定状況

  • 国指定天然記念物
  • 鹿児島県の県鳥