オーストンオオアカゲラ

オーストンオオアカゲラ(キツツキ目カキツツキ科)
学名:Dendrocopos leucotos owstoni

概要説明

奄美大島のみに分布する固有種。年間を通して同じ地域で活動する留鳥。
全長は28cmほど。山地から平地に生息する。

近年は、リュウキュウマツの松枯れなどにより、分布域が島の全域に拡大している。
頭頂部が赤いのはオス、黒いのはメスである。枯れた木の中にいるカミキリムシの幼虫などを食べる。

冬頃から縄張りの主張や繁殖相手へアピールをするため、高速で木をつつくドラミングを行う。
ドラミングは、鉄塔や電柱で行われることもある。

指定状況

  • 国指定天然記念物
  • 国内希少野生動植物種

ギャラリー

オーストンオオアカゲラ(オス)
オーストンオオアカゲラ(メス)